在宅看護特別教育プログラム

在宅看護特別教育プログラムとは、将来の奈良県における「在宅看護を牽引するリーダー」となる意思を持った看護学科学生に対して修学資金を貸与し、大学と病院が連携して卒前・卒後の一貫した特別教育プログラムを提供することで、奈良県における在宅看護のリーダーを育成することを目的としたプログラムです。

在宅看護学プログラム解説動画

はじめまして在宅看護学プログラムです

在宅看護人材育成支援修学資金について

プログラムの受講年数に合わせて、1年間または2年間、月10万円の修学資金を貸与する制度です。受講生は、修学資金の貸与が必須となります。
この修学資金は、卒業・修了後、本学附属病院において定められた期間、看護師業務に従事し、研修プログラムを受講、かつ、その後、訪問看護ステーション等に就業・従事した場合は、返還が免除されます。

受講希望者は、応募時に6年プログラムまたは4年プログラムを選択します。
在宅看護に興味はあるけれど、学部3年次に将来進む道を決めるのは少し不安という方は、プログラムは3年次から受講し、修学資金貸与は4年次から受けるという短縮プログラムを選択することが可能です。
同様に大学院生の方も、自身の経験やキャリアプランに合わせて、年数を選択することが可能です。

学部生

大学3年生から授業を受講。修学資金貸与は、月10万円×2年間(大学3~4年次)

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年次身分処遇等学習・就業内容
在宅看護プログラム期間大学3年生学生奨学金貸与
(10万円 × 24ヵ月)
講義・演習受講(夜間中心)
大学4年生
奨学金返還免除のための
義務従事期間
就業1年目医大職員医大職員 給与医大附属病院 10ヵ月訪看ST 2ヵ月
就業2年目医大附属病院 6ヵ月訪看ST 6ヵ月
就業3年目訪看ST 10ヵ月医大附 2ヵ月
就業4年目選択施設
の職員
施設職員 給与 訪看ST・看護小規模多機能居宅型介護事務所
・医大附属病院のいずれかに12ヵ月(本人が選択)
義務期間修了後従事要件なし

大学3年生から授業を受講。修学資金貸与は、月10万円×1年間(大学4年次)

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年次身分処遇等学習・就業内容
在宅看護プログラム期間大学3年生学生奨学金貸与
(10万円 × 24ヵ月)
講義・演習受講(夜間中心)
大学4年生
奨学金返還免除のための
義務従事期間
就業1年目医大職員医大職員 給与医大附属病院 10ヵ月訪看ST 2ヵ月
就業2年目医大附属病院 6ヵ月訪看ST 6ヵ月
就業で
義務免除
就業3年目選択施設
の職員
施設職員 給与 訪看ST・看護小規模多機能居宅型介護事務所
・医大附属病院のいずれかに12ヵ月(本人が選択)

大学院生

大学院1年生から授業を受講。修学資金貸与は、月10万円×2年間(大学院1~2年次)
※就業1~3年目の医大附属病院と訪看STの勤務月数は、受講者のそれまでの経験に応じ個別に決定する。

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年次身分処遇等学習・就業内容
在宅看護プログラム期間修士1年生学生奨学金貸与
(10万円 × 24ヵ月)
講義・演習受講(夜間中心)
修士2年生
奨学金返還免除のための
義務従事期間
就業1年目医大職員医大職員 給与医大附属病院 10ヵ月訪看ST 2ヵ月
就業2年目医大附属病院 6ヵ月訪看ST 6ヵ月
就業3年目訪看ST 10ヵ月医大附 2ヵ月
就業4年目選択施設
の職員
施設職員 給与 訪看ST・看護小規模多機能居宅型介護事務所
・医大附属病院のいずれかに12ヵ月(本人が選択)
義務期間修了後従事要件なし

大学院1年生から授業を受講。修学資金貸与は、月10万円×1年間(大学院2年次)
※就業1年目・2年目の医大附属病院と訪看STの勤務月数は、受講者のそれまでの経験に応じ個別に決定する。

スクロールできます
年次身分処遇等学習・就業内容
在宅看護プログラム期間修士1年生学生奨学金貸与
(10万円 × 24ヵ月)
講義・演習受講(夜間中心)
修士2年生
奨学金返還免除のための
義務従事期間
就業1年目医大職員医大職員 給与医大附属病院 10ヵ月訪看ST 2ヵ月
就業2年目医大附属病院 6ヵ月訪看ST 6ヵ月
就業で
義務免除
就業3年目選択施設
の職員
施設職員 給与 訪看ST・看護小規模多機能居宅型介護事務所
・医大附属病院のいずれかに12ヵ月(本人が選択)

令和6年度 受講生の募集について

在宅看護特別教育プログラムを受講する学生に求める姿

  • 奈良県の在宅看護に貢献し、リーダー的役割を担う志のある人
  • 知識と誠実なコミュニケーションにより人間の生活の営みに関心を寄せ、多様な価値観に向き合いながら対象の理解を深めていく柔軟性のある人
  • 在宅における療養者・家族の療養生活が継続・維持・向上できるための看護に対する志向性の高い人
  • 他職種の専門性を理解し、尊重した連携をとることができる協調性のある人
  • 社会資源の具体的理解のもと、療養者・家族が安全に不安なく入院生活から在宅療養生活に移行できるための支援を担う多角的視点のある人
  • 地域包括ケアシステムを構築する一員としての在宅看護の機能と役割を学ぶ姿勢のある人
募集人員5名(学部・大学院合わせて)
選考方法学力試験及び面接試験
募集要項詳細募集要項の詳細は、下記よりPDFファイルをダウンロードしてご確認ください。
>> 募集要項PDFファイル(236KB)

2023年度 在宅看護特別教育プログラムパンフレット

https://naramed-kangogaku.jp/wp-content/uploads/2023/11/leaflet_zaitaku_pg.pdf

PDFファイル(2.9MB)